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事例紹介

学校の安全安心に役立つ道具を作ろう
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東京都
小学校
6年生
学校の安全安心に役立つ道具を作ろう
実証場所
東京都 豊島区 豊島区立池袋本町小学校
実証担当者
豊島区立池袋本町小学校 安川 直樹先生
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授業の様子


概要
本校は、ISS(インターナショナルセーフスクール)再認証校として、安全安心な学校づくりをリードする委員会(5,6年生で構成)がある。 学校内の事故の防止など安全安心な学校づくりを考える際、「急に飛び出すと、人とぶつかるから、注意喚起をする」などプログラミング的思考が生かされていることに気付き、 その取組に役立つロボットや道具の作成を考えさせた。学年・学級単位ではなく、委員会での取組にも活用できることが見えてきた。

インタビュー

Q. 授業で気をつけたことやポイントを教えてください。
時間外でKOOVを体験する時間を設けた。そこから膨らむアイディアを委員会活動として話し合わせ、KOOVで実現する楽しさを味わわせた。

Q. 困ったこと,今後注意したいことはなんですか。
アイディアを実現するためには、かなりの時間がかかる。休み時間を使って自由に制作し、いつでも作業ができるようにするためには、場所やキットを収納するかごなどが必要であると考える。

Q. 児童/生徒の印象的だった反応はなんですか。
目的を持ってプログラミングをし、思いを実現するという体験はプログラミング的思考の育成に有効である。また、ブロックがきれいで楽しんで制作する様子があった。

Q. 1番うまくいったことはなんですか。
安全安心な学校づくり、という本校のISS委員会の目的が、KOOVによって実現できたこと。学級・学年単位ではなく、委員会という特別活動の分野でも有効であることが分かった。

Q. 1番想定外だったことはなんですか。
初めて使うときには、指導者側も十分な準備と研修が必要であった。今後に生かしていきたい。