学校でのKOOV活用事例紹介:開智未来中学校・高等学校

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ロボット・プログラミング学習キットKOOVは全国1,000教室以上のパートナー教室様にて活用いただいております。同じKOOVを使った教室でも、カリキュラムや学習されているお子さまの年齢もさまざま。
近頃はキットだけでなく、VIRTUAL KOOVを活用いただく場面も増えてきました。

VIRTUAL KOOVとは?
https://www.koov.io/virtual

今回は学校×VIRTUAL KOOVの事例として、VIRTUAL KOOVを活用されている開智未来中学校・高等学校様をご紹介します!

School Data

開智未来中学校・高等学校

  • 開智未来中学・高等学校は、埼玉県加須市にある2011年設立の私立の中高一貫校。
  • 「国際社会に貢献する心ゆたかな“創造型・発信型”リーダーの育成」を教育目標として掲げている。
  • ICT教育においては、最新のパソコンを2つのモニターで使える充実した環境を整備している。またタブレット端末も一人一台所有し、調べ学習、自宅学習などに活用している。

インタビューにご協力いただいた木島先生

VIRTUAL KOOV なら物理的なトラブルがなく、遅滞なく授業を行うことができる

VIRTUAL KOOVを採用した決め手について教えてください。

技術科の「計測と制御」の単元を教える為にはロボットが必要でしたが、ロボット教材が高額で購入が難しかった点が理由の 1 つです。また、これまで利用してきたロボット教材は、授業中に電池の消耗やパーツの劣化などの機材トラブルに見舞われて、思うように動かないといったことがありました。
VIRTUAL KOOVは費用を抑えられて、ハードウェアを使わないことで上記のような物理的なトラブルも一切なく、それでもしっかりと「計測と制御」を学習できると判断して採用しました。また、WEBブラウザで動くことも決め手となりました。

実際に VIRTUAL KOOV を授業で使ってみた感想を教えてください

授業準備の負担が大幅に軽減されました。画面内では会話形式でやるべきことの説明があり、ワークシートもついていることから、従来の教材よりも授業前の準備がとても楽になりました。
授業中は先生側の管理画面から各生徒の進捗状況がリアルタイムで把握できるので、生徒へのフォローも実施しやすくなりました。また、繰り返しますが、物理的なトラブルがないことで、授業が遅滞なく予定通り進むことに快適さを感じています。

導入も運用もスムーズで、生徒は楽しく取り組めています

VIRTUAL KOOV を使った授業の進め方について教えてください。

授業が始まるとブラウザを開いて、ブックマークから VIRTUAL KOOVを開きます。最初の 5 分はタイピングの練習を行います。これは、ローマ字入力でキーボードを打てない高校生の生徒が多かったことにより、授
業進行に支障があったことが理由で、中高一貫の強みとして中学生年代からコツコツ取り組んでもらおうと 2023年度から実施することにしました。
次に、その日に取り組むカリキュラムを指示して、まずは各自で考えて取り組んでもらいます。その後は隣同士で教え合ったり、相談し合ったりして進めていくようにしています。

 

授業の中での生徒の様子について教えてください。

ほとんどの生徒は小学生の段階である程度ビジュアルプログラミングに慣れているので、操作がスムーズで導入は容易でした。自分でプログラムしたことが実際に画面上で表現されるため、それを確認しながら学習できています。
当然個人差はありますが、各々が試行錯誤しながら 1 つ 1 つのミッションに丁寧に取り組めています。生徒同士で教え合うことで先に進めているため、先生のサポートはあまり必要ありません。VIRTUAL KOOVを用いた授業では、他の 5 教科の授業に比べると良い意味でリラックスして、楽しみながら取り組めています。

ソニー・グローバルエデュケーションの プログラミング教育

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