「第四次産業革命って何？子どもたちにどんな影響があるの？」
あなたは今、このようにお考えではありませんか？
本記事では、第四次産業革命の概要や将来の子どもたちにどのような能力が求められるのか詳しく解説します。
あわせて、第四次産業革命以降を生き抜くお子さまに今、保護者ができることもお伝えします。
本記事を読み終わるころには、第四次産業革命の概要とその対応を理解できるようになるでしょう。
第四次産業革命とは？内閣府のデータをもとに解説
第四次産業革命とは、「IoT（モノのインターネット）」「ビッグデータ」「AI（人工知能）」によって引き起こされる技術革新のことです。
（参照元：内閣府『新たな産業変化への対応（第1節）』）
この3つキーワードの特徴を詳しく見ていきましょう。
| IoT（モノのインターネット） | モノがインターネットに接続され、モノ同士が多様なデータをやりとりできる役割を持つこと |
| ビッグデータ | IoTによって収集され、蓄積した情報（乗車履歴や購入履歴、健康情報、環境情報）などの多種多量のデータのこと |
| AI（人工知能） | コンピュータに学習機能が付いていること |
具体例を挙げると、lotがこれまでに収集した交通情報をAIが分析し、渋滞を避けた道案内をしてくれるといった役割を果たします。
また内閣府によると、第四次産業革命は、生産・販売・消費などの経済活動だけでなく、医療や健康、情報通信、教育サービスなどの分野にも影響を与えるようです。
そのため子どもの学習方法、将来の働き方、ライフスタイルにも変化をもたらすでしょう。
このような時代を生き抜くには、デジタル技術に対する高い視座や知見が必須だと言えます。
第四次産業革命における日本の現状と今後の課題
第四次産業革命により今後の日本は、様々な分野にて大きく変動するでしょう。
しかし現状を見てみると、諸外国に比べて進展状況は緩やかです。
内閣府の資料では、日本の企業のloT導入状況は、20％となっており、40％のアメリカと比較すると2倍も差が開いています。
さらに、今後の導入動向をみてもアメリカやドイツは80％程度ですが、日本は40％ほどに留まっています。
これらの状況から日本では諸外国との差を縮めるための施策が必要だと言えるでしょう。
内閣府は「豊かな社会を実現するためには、様々な分野でIotやAIを導入して、超スマート社会を実現することが日本の課題」と述べています。
| 少子高齢化が進む我が国において、個人が活き活きと暮らせる豊かな社会を実現するためには、IoTの普及などにみられるシステム化やネットワーク化の取組を、ものづくり分野だけでなく、様々な分野に広げることにより、経済成長や健康長寿社会の形成等につなげ、人々に豊かさをもたらす超スマート社会を実現することが重要な課題である。
（引用元：内閣府『新たな産業変化への対応（第1節）』） |
第四次産業革命を生き抜くために子どもが身につけるべきこと
「第四次産業革命の課題」から分かる子どもに必要な能力や課題点についてお伝えします。
内閣府の資料から読み取れる超スマート社会を生き抜くために必須なことを2つに厳選しました。
- AIの技術が発展しても必要な仕事を選ぶ
- ICTを活かした効率的な働き方に対応できる能力を身につける
お子さまが将来、豊かな暮らしを送れるように今から保護者が出来ることもまとめました。
お子さまが思い描いているような理想的な将来を送ることができるように、保護者も知識を深めておくと良いかもしれません。
AIの技術が発展しても必要な仕事を選ぶ
第四次産業革命以降の社会でも活躍できる仕事を選ぶことが大切です。
第四次産業革命により生活面での利便性を高めることができる一方で、仕事をAIに取られてしまう可能性があります。
実際に、第1次産業革命のときに機械によって仕事を失った労働者が「打ちこわし運動」を実施したことは有名です。
内閣府もAIやロボットの導入により、「省力化（人の力を省く）」の影響を受ける可能性があると述べています。
| AIやロボットの導入による省力化の影響に対し、新たな雇用が生まれる部門へと円滑な労働移動を図ることが重要である
（引用元：内閣府『新たな産業変化への対応（第1節）』） |
また、オックスフォード大学などの調査結果では今後10〜20年の間で約半数の仕事がなくなる可能性があると述べています。
（参照元：日本の労働人口の 49％が人工知能やロボット等で代替可能に）
さらにこの研究では、他者とのコミュニケーションが必須な仕事やサービス志向性が求められる職業はAIの代替が難しいといった結果になりました。
それに対し、AIが得意とするデータの分析や体系的操作が求められる職業は、AI化が進むにつれて減少すると予測されています。
保護者は、将来AI化が進んでも、子どもが需要のある仕事をできるように様々な知識や能力を身につけるようサポートしましょう。
ICTを活かした効率的な働き方に対応できる能力を身につける
ICT（情報通信技術）とは、デジタル化された情報の通信のことです。
ICTは、インターネットを通じて人と人をつなぐ役割を果たします。
このICTを活かした働き方・テレワークの拡大が浸透する時代が到来するので、子どもたちはITリテラシーを高める必要があります。
| 新たな産業革新に見合った働き方の改革である。一層進展するICTを活かした効率的な働き方、テレワークの拡大や個人によるシェアリング・サービスの提供などに対応した働き方の改革が重要である。
（引用元：内閣府『新たな産業変化への対応（第1節）』） |
ITリテラシーとは、通信・ネットワーク・セキュリティなど、ITにひも付く要素を理解し、操作する能力のことです。
ITリテラシーを向上させるために、現在の日本では、デジタル学習を導入したり、プログラミングを学んだりといった施策を導入しています。
保護者は、子どもたちのITリテラシーを高めるために、ネットワーク環境を整えたり、コンテンツや教材を用意してITに触れる機会を与えることが大切です。
ICT教育については別記事で詳しく解説していますので、是非ご一読ください。
第四次産業革命以降にも対応できる！子どもにおすすめのプログラミング学習
第四次産業革命はもちろんのこと、それ以降に起こり得る産業革命にも対応できる能力を身につけることが大切です。
お子さまにしてあげられることはないか、不安に感じている保護者は、ITやAIに触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。
実際に2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化され、プログラミング的思考力を高めようという動きが出てきています。
プログラミング的思考力を磨くために、楽しく取り組める「ロボット制作」や「プログラミング学習」を行える教室に通うのはいかがでしょうか。
ロボットを使用したプログラミング学習に興味がある方には、当メディアを運営しているソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。
KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。
「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。
また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。
プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。
月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
（※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます）
さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数があるため、どなたでもお近くの教室が見つかります！
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（※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。）
第四次産業革命 まとめ｜ITリテラシーの高い子どもはメリット尽くし
第四次産業革命は、「IoT（モノのインターネット）」「ビッグデータ」「AI（人工知能）」を活かして、生きるうえでの利便性を高めます。
ITリテラシーがあれば、第四次産業革命の欠点といえる「仕事を失う」などの心配はありません。
子どものころからITに触れる機会を作り、急成長する社会に順応できる能力を培うことが大切です。
ITに触れる機会のきっかけとしてKOOVパートナープログラミング教室の体験教室はいかがでしょうか。
