子どもの考える力を育てる3つの方法|子どもが論理的な考え方を身に付ける方法をご紹介

Cover Image for 子どもの考える力を育てる3つの方法|子どもが論理的な考え方を身に付ける方法をご紹介

「子どもに考える力をつけてもらうには、どうしたらいいのかな?」

あなたは今、このような悩みをお持ちではないでしょうか。

もしお子さまが小さい頃から、考える力を身につけることができれば嬉しいですよね。

そこで本記事では、子どもの考える力の3つ育て方や注意点、おすすめの鍛え方について解説します。

この記事を最後まで読むと、お子さまの考える力を鍛えるために、どのようなことをすれば良いかわかるでしょう。

さっそく子どもの考える力について見ていきましょう。

子どもの考える力とは

当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションは、思考力を「目標達成に向けて思考フローを往来し続ける力」と定義しています。
参照元:思考力と「5つの思考回路」

考える力を分解すると以下の3つのステップに分けられます。

  1. 認識する:問題を洗い出し、解決すべきことを決める
  2. 仮定する:解決するための案を出す
  3. 実行する:実際に手を動かすところまで想定をする

例えば料理の場合は、以下のようになります。

  1. 認識する:今日はカレーを作りたい
  2. 仮定する:今日カレーを作るためにはこれらの材料が必要
  3. 実行する:この手順でやればカレーができそうなので、実際に始めてみよう

この3つの流れを改善しながら回せる人は、問題が解決するまでループを繰り返すことができるでしょう。

子どもの考える力を育てる3つの方法

ソニー・グローバルエデュケーションでは、思考力を鍛えるには以下の5つの力をバランス良く鍛えると良いとされています。

スキャン回路:物事の本質を見抜く力
スキャン回路は、必要な情報と不要な情報を見つけて整理する思考回路。飾り物にだまされず、「つまりこれは…」と問題の本質をしっかり見抜くことが重要です。
クリエイト回路:新しい可能性に気づく力
クリエイト回路は、「あ!もしかして…」と、かたちや見方を変えて新たな可能性を生み出す思考回路。確かな理由を探る前の、「きっとヒントが隠されている!」といった感覚的な気づきも大切です。
リバース回路:結論から道筋を考える力
リバース回路は、想定した結果を踏まえて「こうなるためには…」と、可能性を探し出す思考回路。結果ありきで考えることで進むべき道が明らかになります。
ノック回路:様々な条件から適切に選び出す力
ノック回路は考えられる可能性を「…の場合、…の場合」と、適切に選び出す思考回路。検証もれや複数回検証することがないように土台を作ります。
ステップ回路:理由をもとに論理的に物事を考える力
ステップ回路は、確かな理由をもとに「これだからこうなる」と、考えを進める思考回路。「なんとなく」な感覚は使わず、確かな道だけを進みます。

出典:思考力を鍛える方法

そこでこの章では、これらの力を鍛えられる方法を数ある中から3つご紹介します。

  • 本を読む
  • ゲームをする
  • プログラミング教室に通う

お子さまの考える力を育てる方法がわからないと悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

本を読む

読書は思考力を鍛えるために必要な力の一つである、スキャン思考を育てることができます。

国立青少年教育振興機構の『子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究』によると、読書量が多い子どもは少ない子どもと比べて、以下のような3つの非認知能力が高かったことがわかりました。

  • 自分を理解する能力
  • 論理的に考える能力
  • 主体的に行動する能力

上記の研究結果から、読書をすると論理的に物事を考えられる思考力が育まれるとされています。

また、文部科学省によっても、読書は子どもが社会を生き抜く上で欠かせないものとして定めています。

まずは子どもでも読みやすい簡単な絵本からチャレンジしてみてください。

ゲームをする

ゲームは思考力を鍛えるために必要な力である、クリエイト思考やリバース思考を育てることができます。

保護者とお子さまが一緒になって楽しめるボードゲームでは、「論理的に考える力」や「推理力」を鍛えられる可能性があります。

これはボードゲームでは、相手の戦略を予想し、計画を立てる必要があるためです。

例えばオセロで勝とうと考える場合、相手が駒を置く位置を数手先まで予測しなければなりません。

そのためオセロなどのシンプルなボードゲームでは、お子さまと一緒に楽しめることに加えて、考える力も育てられます。

ぜひお子さまとゲームをプレイしてみましょう。

プログラミング教室に通う

プログラミング教室では、思考力を鍛えるために必要な力であるノック思考やステップ思考を育てることに繋がります。

また、文部科学省によると、プログラミングを行うことでプログラミング的思考を育成できる可能性があります。

プログラミング的思考とは、自分が意図する活動を実現するために、記号・動きをどのように組み合わせたら良いのかを論理的に考える力です。

プログラミング的思考を身に付けると、問題・課題を解決するためにどのようなプロセスが最適か、論理的に考えられる可能性が高くなります。

プログラミング教室に通うと、講師にわかりやすく教えてもらえるため、楽しみながら挫折せずに学ぶことができるでしょう。

2020年からは小学校でもプログラミング教育が必修化されます。ぜひ入学前にお子さまの考える力を育んでみてください。

プログラミング的思考についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

プログラミング的思考とは?文部科学省の資料を用いてわかりやすく解説!

考える力を育てるときの注意点2選

考える力を育てるときの注意点としては、以下の2つが知られています。

  • 子どもに考えてもらう
  • 頭ごなしに否定しない

お子さまへの教育的な接し方がわからないならば、ぜひ読んでみてください。

子どもに考えてもらう

子どもに考える力を育んでほしいと考えているならば、保護者は口出ししてはいけません。

保護者は子どもが悩んでいると、可哀想と思いすぐに答えを言いがちですが、大切なことはお子さまが最後まで考え抜くことです。

お子さまが何かに困っていたら、まずは子どもにどうすれば問題が解決するのかを考えさせてみてください。

子どもに考えさせる習慣をつけさせることで、まずは自分で問題を解決しようとする姿勢を見られる可能性があります。

頭ごなしに否定をしない

子どもの考える力を育てるためには、子どもの回答を頭ごなしに否定せず、まずは「どうしてそう思ったの」と聞いてみましょう。

子どもが考え抜いて出した答えを頭ごなしに否定すると、お子さまは「いつも間違った回答をしているのでは」と思う可能性があるからです。

子どもの考え抜いて出した答えが、もし間違っていたとしても、ヒントを与えるだけにしてください。

保護者との会話を通して、お子さまが思考を繰り返すことで、考える力が鍛えられるでしょう。

考える力を育てる方法のおすすめはプログラミング教室に通うこと

考える力を育てるおすすめの方法として、プログラミング教育をご紹介します。

プログラミング教育が2020年度から小学校で必修化されていることに加え、物事を解決へと導く思考力がつくためおすすめの習い事です。

最近はロボット・プログラミング教室が人気を博しています。

プログラミングと聞くと「なんだか難しそう」と思う方もいますが、最初は簡単なロボットの制作から始まるので、プログラミングの知識がないお子さまでも楽しめることが特徴です。

そこで、ロボットを使用したプログラミング学習に興味がある方には、当メディアを運営しているKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。

また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

ロボット制作・プログラミング学習を通して、「創造力」や「思考力」が鍛えられます。

お子さまのレベルに応じたカリキュラムが用意されているため、楽しみながらプログラミングを学べるでしょう。

月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)

さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数があるため、どなたでもお近くの教室が見つかります!

無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)

考える力を育てる まとめ

未就学児から考える力を育てると、社会に出てから自らの力で考え抜いて活躍できることが期待できるでしょう。考える力の育て方は、以下の3つがよく知られています。

  • 本を読む
  • ゲームをする
  • プログラミング教室に通う

プログラミング教室に通うと、IT社会でも生き抜けるスキルを得られるきっかけを作れることに加え、物事を論理的に考える力がつく可能性があります。

まずは、KOOVパートナープログラミング教室に体験入学を検討してみてはいかがでしょうか。

ソニー・グローバルエデュケーションの プログラミング教育

Media banner AMedia banner B