【自由研究】学年別おすすめのテーマ6選!すごい自由研究の進め方は4ステップによって決まる!

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「子どもの自由研究にはどのようなテーマが良いのだろう」
「保護者はどこまで自由研究に関わって良いのかな」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

夏休みの宿題は締切直前に行うと大変なため、事前に準備しておきたいですよね。

そこで今回は、自由研究におすすめのテーマを学年別に6つ紹介します。

この記事を読むと、学年別の自由研究の特徴やコツがわかります。

小学生の自由研究の定番テーマを知りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

自由研究の進め方|すごい自由研究は4ステップから作られる!

自由研究の進め方4ステップ

この章では、自由研究をスムーズに進められる方法を解説します。

以下の4つのステップに沿って、お子さまと一緒に自由研究を進めていきましょう。

  1. テーマを決める
  2. 計画を立てる
  3. 工作・実験・調査をして情報を集める
  4. 研究結果をまとめる

それでは具体的に、解説していきます。

1.テーマを決める

まずは本やインターネットなどを使って、お子さまと一緒にテーマを決めましょう

テーマを選ぶコツは、以下の5つを参考にしてみてください。

  • お子さまの好きなこと
  • お子さまの身近な出来事
  • 小学生の成長につながること
  • 最近の話題

お子さまが主体的に自由研究に取り組むには、興味を引くテーマを選ぶ必要があります。

お子さまのことを考えながら、本やインターネットで題材を探してみてください。

2.計画を立てる

テーマが決定したら、次は計画を立てましょう。

自由研究をスムーズかつ楽しく進めるためには、以下のような要素が大切です。

  1. 必要な道具の準備
  2. 下調べの時間
  3. まとめの時間

例えば、アサガオや小松菜など植物の成長過程を記録する予定なら、1ヶ月単位での長期的な計画を立ててください。

一方で近年話題のプログラミングを利用したロボット工作・実験では、短時間で濃密な研究が可能です。

お子さまが保護者と一緒に、計画を立てて自由研究の方向性を考え、楽しみながら学べると、お子さまの思考力や好奇心を養うことにつながるでしょう。

3.工作・実験・調査をして情報を集める

計画をしっかりと練ったら、本格的に自由研究が始まります。

テーマに沿って工作や実験・調査をして情報を集めましょう。

自由研究の結果をまとめるには、できるだけ多くのデータが必要です。

研究のコツは条件を1つだけ変えて、実験を繰り返すことです。

例えば、何かを混ぜて行う実験の場合では混ぜる材料の中の1つだけを変えて、他はすべて同じ材料で行うことが重要です。

ただし、安全にも注意して自由研究を行ってください。保護者が責任を持って見守ってあげましょう。

4.研究結果をまとめる

最後のステップは研究結果をまとめることです。以下のような順で項目を設定すると、わかりやすく研究内容を伝えられます。

  1. テーマを選んだきっかけ
  2. 調べたいこと
  3. 調べた方法
  4. わかったこと
  5. 反省点・工夫したこと
  6. 参考にした資料

研究の内容をまとめるフォーマットを工夫することで、さらにまとめやすくなり、周りの人にも伝えやすくなります。

植物の観察なら日記を利用したり、プログラミングを使った工作ならアルバムにまとめたりしましょう。

ちょっとした工夫を加えることで、ハイレベルな自由研究ができます。

小学生の面白い自由研究テーマ|年齢別の人気テーマを紹介!

自由研究の学習ステップについてわかったら、次はどんなテーマを選べば良いのか気になりますよね。

そこでここでは、筆者が選んだおすすめの自由研究テーマをご紹介します。

もしテーマを決めかねているのなら、ぜひ人気の研究内容を参考にしてみてください。きっとお子さまの興味・関心を引くテーマが見つかるでしょう。

低学年向けテーマ|小学校1年生・2年生・3年生

低学年向けテーム

低学年向けの自由研究は、シンプルで日数がかからないテーマがおすすめです。

簡単であるものが多いため、遊び感覚で楽しめるでしょう。低学年向けの人気テーマは、以下のようなものがあります。

  1. 水に入ったコップにモノをいれる実験
  2. 硬貨を綺麗にする実験
  3. ブロックでロボットを作る工作

お子さまの興味に合わせて、適切な自由研究のテーマにチャレンジしてみてください。

水の入ったコップにモノをいれる実験

まず、おすすめしたいテーマは表面張力を学ぶ実験です。

道具も簡単に用意でき、シンプルなテーマであるため低学年におすすめです。

研究に必要な道具は以下の3点です。

  • 割れないコップ
  • ビー玉

まずはコップ満杯になるまで水を注ぎましょう。次にビー玉を1つずつ入れていき、溢れるまでにいくつ入るかを調べます。

研究のコツは水の温度を変えることです。冷水、ぬるま湯、温水の3種類を用意して、どれがもっとも早く溢れるか比べてみましょう。

水がこぼれない秘密は、分子が小さくまとまろうとする力が働いているからです。

難しい研究ですが、絵を使うなど視覚的に表現して、わかりやすくまとめると良いでしょう。

硬貨を綺麗にする実験

10円玉に調味料を付けて、放置しておくだけでなぜ綺麗になるのかを調べる実験です。

結論としては、調味料の成分に「酸」が含まれていると10円玉は綺麗になります。

この実験ではいくつもの結果を比較・分析し、まとめる能力を養うことが可能です。実験には以下の物を用意してください。

  • くすんだ10円玉を7〜8枚
  • 調味料7〜8種類
  • ティッシュ
  • めんぼう
  • 洗剤

実験では、前提条件を揃える必要があります。まずは10円玉を洗剤とティッシュで綺麗にしましょう。

次に10円玉にめんぼうで調味料を付けて放置します。

綺麗になっている10円玉に付けた調味料の成分表を見て、共通点を見つけてみましょう。

ブロックで工作を行う

ブロックを用いてマジックハンドなどの便利な道具を工作することも人気です。

身の回りのものをブロックで再現する過程で、創造力や思考力を鍛えることが可能です。

同じテーマでも自分だけの結果を発表できるため、創作意欲が高いお子さまにおすすめです。

高学年向けテーマ|小学校4年生・5年生・6年生

地域の特徴の研究やプログラミングなど、大人顔負けのハイレベルなテーマを選択してみると面白いでしょう。

  1. ごみの量に関する調査
  2. 方言に関する調査
  3. プログラミングを使った実験や工作

低学年に比べて、かなり難解なテーマですが、保護者がしっかりとサポートすることで、新たな学びを得られるでしょう。ぜひ、取り組んでみてください。

ごみの量に関する調査

まずご紹介したい人気のテーマが、ごみの量に関する調査です。

ごみは各家庭から毎日のように出る身近なものであると同時に、視野を広げると以下のようなSDGs(持続可能な開発目標)の各テーマにもつながります。

  • 海の豊かさを守る
  • 陸の豊かさを守る
  • 住み続けられる街づくり

自然の中に溢れているごみの量を調査して、ゴミの量を減らすための方法まで考えられると、お子さまの社会問題に対する意識が変わるでしょう。

将来的に環境問題に関心を持てる、大人を目指すきっかけになります。ぜひ挑戦してみてください。

方言に関する調査

方言は私たちの生活に密着しており、地域ごとの面白さがあります。日本にある方言としては、以下のようなものが有名です。

地域 方言 意味
北海道 なげる 捨てる
茨城県・栃木県 ごじゃっぺ いい加減
愛知県 おそぎゃー 恐ろしい・怖い
大阪 さら 新品
福岡県・長崎県 いっちょん 全然
沖縄県 うちなーんちゅ 沖縄県民

方言は昔の人々が険しい山々や激しい川の流れが原因で、地域間の交流ができなかったことから、独自に発展して生まれたとされています。

方言の調査をすることで、昔の人々がどういう暮らしをしていたのかや、言葉の起源などについて深く理解できるでしょう。

もしお子さまが文化の研究に、興味を示しているならば試してみてください。

​​プログラミングを使った実験や工作

プログラミング的な考え方ができることの重要性が高まっているため、小学校でのプログラミング教育が必修化されました。

そんな近年話題のプログラミングを利用した実験や工作に、取り組んでみてはいかがでしょうか。

プログラミングはコンピュータ上でアプリなどを動かすことをイメージする方が多いですが、ロボットを動かすことにも使用できます。

そこで、ロボットを使用したプログラミング学習に興味がある方には、当メディアを運営しているKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。

また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。

月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
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小学生の自由研究テーマに関するQ&A

子どもの自由研究では「保護者はどこまで関わったら良いのか」という悩みが多いです。

子どもだけではどんなテーマを選んで研究すれば良いのか、思いつきにくいです。

結論としては、保護者は自由研究の方向性を子どもと一緒に考え、ヒントを出すだけにしましょう。

自由研究は子どもが主体的に取り組んでこそ価値が高まります。

子どもが主体的に考えて研究をするからこそ、向上心が高まり達成感も生まれるでしょう

小学生の自由研究 まとめ

小学生の自由研究のテーマは学年別にさまざまあり、近年ではプログラミングも人気です。

保護者は子どもが自由研究で悩むことを予測して、しっかりとサポート方法を考えましょう。

特にプログラミング教育は、親世代が小学生のときにはなかった分野です。

お子さまをサポートするためにも、プログラミングに触れさせてみてはいかがでしょうか。

お子さまと自由研究を素晴らしいものにしていきましょう。

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