勉強好きな小学生の割合は6割!勉強嫌いから好きになる方法をご紹介!

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「勉強好きな子どもってどのくらいいるの?勉強好きになるためにはどのようなことをしたらいいの?」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

子どもの生活と学びに関する親子調査2020によると、小学生の6割が「勉強が好き」といったデータが出ています。

本記事では、勉強好きな子どもの2つの共通点を解説します。

あわせて、勉強嫌いな子どもが1年以内に勉強好きになった研究結果をもとに「子どもが勉強好きになるための方法」をまとめたので、実践してみてはいかがでしょうか。

勉強が好きな子どもの割合は?小学生の6割が「勉強が好き」と回答している

子どもの生活と学びに関する親子調査2020によると、小学生の60.2%が「勉強が好き」と回答していることが分かりました。

画像引用:子どもの生活と学びに関する親子調査2020
(上が2019年調査、下が2020年度調査の結果となっている)

中学生になると、勉強が好きな人は43.5%と過半数を下回る結果となっており、高校生になると39.0%とさらに下がっていることがわかります。

勉強好きな子どもの特徴!共通点は勉強をする目的や動機が明確であること

勉強好きな子どもの特徴

第1回子ども生活実態基本調査報告書によると、勉強をする目的や動機がある子どもは、学習意欲が高いことが分かりました。

学力低下の原因として学習意欲の低下が指摘される。学習意欲に大きな影響を与えるものの1つに「勉強をする目的や動機(勉強する理由)」がある。

引用: 『第1回子ども生活実態基本調査報告書

この資料では、子どもがどのような理由で勉強をしているのか調査をしています。

「問題が解けるとうれしいから」「いろいろな考え方を身につけることができるから」というように肯定的な理由で勉強している子どもは、成績が良い傾向にあると述べられています。

勉強する理由、さらにそれと成績との関係を調べた。勉強する理由では「問題が解けるとうれしいから」や「自分がつきたい仕事につくのに必要だから」といった肯定的な理由と「小学生(中学生・高校生)のうちは勉強しないといけないと思うから」や「勉強しないと頭が悪くなるから」といった否定的な理由が多くの子どもに認められた。成績との関係では、肯定的な理由で学ぶのは、成績上位層の子どもである傾向が明らかになった。

引用: 『第1回子ども生活実態基本調査報告書』

一度、お子さまが何をモチベーションとして勉強しているのか話してみてはいかがでしょうか。

もし、「怒られるのが嫌だから」「勉強しないと頭が悪くなるから」といった後ろ向きな考えを持っている場合は、安心感を与えて勉強を前向きに捉えられるように促すと良いでしょう。

勉強が嫌いだった子どもが「勉強好き」になる2つの方法

勉強好きになるための2つの方法

「子どもたちの学習意欲(勉強の好き嫌い)に関するデータ」によると、1年以内に勉強が嫌いから好きになったと回答した子どもが1割いることが分かりました。

さらに、勉強が好きになった子どもは、成績も上昇傾向にあるようです。

勉強が「好き」になっただけでなく、ほかの子どもたちに比べて、前年よりも学習時間を増やしており、成績も上昇していた。

引用:『学習意欲(勉強の好き嫌い)に関するデータ

この子どもたちには、1年間でどのようなことが起きたのか追跡調査の結果をもとに、勉強好きになるための方法をまとめます。

  • 学習動機について子どもと話し合う
  • 子どもにあう学習方法を探す

お子さまが勉強好きになるために今、何をすべきか明確になるでしょう。

学習動機について子どもと話し合う

勉強が好きになった子どもは、否定的な学習動機から肯定的に変化したことが分かりました。

そのため、お子さまが前向きな学習動機を複数持つことができるように促すと良いでしょう。

勉強好きな子どもは、具体的に次のような学習動機を持ち、学習に励んでいます。

  • 新しいことを知るのが嬉しいから
  • 自分の希望する高校や大学に進みたい
  • 自分がしたい仕事をするために必要だから
  • 目標を達成して達成感を味わいたいから

また、1つだけではなく複数の学習動機を持っていることも分かりました。

それに対して勉強が嫌いな子どもは、叱られたくないといった否定的な理由を持っている比率が多いようです。

このように「何のために勉強するのか」目的を明確にすることで、勉強を楽しめるようになるのではないでしょうか。

子どもにあう学習方法を探す

様々な学習方法のなかから子どもに合うものを探すことが大切です。

実際に勉強が好きになった子どもは、様々な勉強方法を活用して、自分に効果的な方法を身につけることができています。

勉強が「好き」になった子どもは、「何が分かっていないか確かめながら勉強する」(モニタリング方略)などの様々な勉強方法を活用している。効果的な勉強方法を身につけることが、学習の理解度を高め、子どもの勉強好きを促進すると思われる。

引用:『学習意欲(勉強の好き嫌い)に関するデータ

勉強方法の一例をあげるので参考にしながらお子さまに合うものを探してみてはいかがでしょうか。

  • くり返し書いて覚える
  • テストで間違えた問題をやり直す
  • 重要なところはどこかを考えて勉強する
  • 問題を解いた後に丸つけをする
  • 何から勉強したらよいか順番を考える
  • 目標を決めて勉強する

どの学習方法が自分に適しているのか1つずつ試して検証しましょう。

さらに、難しいことができて自信がついたり、無理だと思っていたことに挑戦したりすることも勉強好きになるきっかけになるようです。

引用:『学習意欲(勉強の好き嫌い)に関するデータ

勉強好き まとめ

勉強好きな子どもは、学習の目的が決まっていたり、やる気や学習意欲が高かったりといった特徴があります。

今、勉強が嫌いなお子さまでも、自分に適した学習方法を理解することで勉強好きになる可能性があると言えるでしょう。

また、将来について深く考えたり、成功体験を繰り返したりすると勉強が好きになる場合もあります。

勉強好きな子どもは、学習意欲が高く、成績が良い傾向にあるので、お子さまが勉強好きになるように促してみてはいかがでしょうか。

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