KOOVパートナー教室事例紹介:アフタースクールワイズ

Cover Image for KOOVパートナー教室事例紹介:アフタースクールワイズ

ロボット・プログラミング学習キットKOOVは全国1,000教室以上のパートナー教室様にて活用いただいております。同じKOOVを使った教室でも、カリキュラムや学習されているお子さまの年齢もさまざま。

今回は民間学童保育における事例として、アフタースクールワイズ様をご紹介します!

School Data

アフタースクールワイズ 

  • 首都圏を中心に12スクールを展開するアフタースクール(民間学童保育)
  • ブランドメッセージは「子どもたちの探究心を育む新しい学童保育」小学校低学年生が、放課後のお預かりの時間に、多彩なカリキュラムの「探究クラス」を受講することができ、教育的関心度が高いご家庭から好評を得ている。
  • プログラミングを学べる探究クラス「ロボットプログラミング」では、KOOVを導入しており、多くの子どもたちが受講している。

インタビューにご協力いただいた、(左から)太田様、旭様

KOOV®でロボットプログラミングを学び、遊ぶ

KOOVを使った「ロボットプログラミング」のレッスンの内容を教えてください

ワイズでのロボットプログラミングのクラスは月に1回レッスンで年間12回を基本としています。カリキュラムは、CREATE by KOOV を教室でのレッスンで利用し、アフタースクール内の自主学習として、VIRTUAL KOOVやタイピングツールの利用も推奨しています。レッスンは主に小学1~2年生が対象で30名程度が参加します。時間は120分構成で、90分でレクチャーとロボットの組み立てとプログラミングの学習、残りの30分でロボットやプログラミングで遊び、本日のレッスンでの学びをレポートにまとめます。

まずは、レッスン担当のチューター(講師の役割)から、今日のレッスンの流れやプログラムの解説を行います。その後、一人1キットでロボットの組み立てを行い、あらかじめ組まれたプログラムを実行しながら動きを確かめます。その後、オリジナル制作したテキストを参考に、子どもたちの好奇心の赴くままにロボットの改造やプログラムを変更してどのように動きに変化が出るかを確認します。ロボットが完成すると、ロボットとプログラミングで自由に遊び、最後にまとめのレポートを作成します。これらのレッスン内のアクティビティを繰り返すことを通じて、子どもたちがロボットやプログラミングに興味を持ち、慣れ親しむことにつながればと考えております。

子どもたちは、ロボットの組み立てやプログラミングを楽しそうに取り組んでおり、その様子や学んでいる内容を保護者様に確実にお伝えすることも重要だと考えておりますので、まとめのレポートではひと工夫をしております。具体的には、授業中に子どもたちが取り組んでいる様子を写真撮影し、レポートのフォーマットにそれを印刷し、子どもたちが感想を書き込めるようにしています。その感想にチューターがコメントし、子どもたちが持ち帰ります。保護者様から見ると子どもが楽しそうに取り組む表情とともにレッスンの内容が伝わり、頑張った証としてご家庭で大切に保管していただいているようです。

KOOVの導入の決め手は3つ

KOOVを使ってみての感想を教えてください。

以前より、小学校低学年向けのロボットとプログラミングの入門に最適なコンテンツを探していました。数あるコンテンツの中でも、KOOVは、低学年の子どもたちにとって、プログラミングの画面の操作のしやすさ、ロボットの組み立てやプログラミングのカリキュラムの取り組みやすさ、完成したロボットとプログラムの組み合わせで工夫して遊べる楽しさの3点で魅力的だと感じました。実験的に1スクールで導入したところ非常に好評でしたので、複数スクールでの展開に踏み切りました。

実際にクラスを進める中で気付いたKOOVの良い点は、プログラミング画面が「縦に組んでいくテキストベース」になっている点で、これにより低学年の子どもたちも直感的にプログラムのイメージがつかみやすく、今後より高度なプログラミングを学習する際にも接続しやすいと思いました。また、カラフルなブロックも低学年の子どもたちが楽しく取り組む上で大事なきっかけになっていると感じます。今後は、KOOVに入っているアバター機能も上手くレッスンのアイスブレイクに使えたら良いなと考えております。

一方で、低学年対象のレッスン運営で課題になっていることとしては、ログイン画面でのID/PW入力に毎回苦戦しているところです。アフタースクールなどのレッスン内での運用においては、毎回直接入力する以外の方法もご検討いただけると助かります。また、VIRTUAL KOOVやタイピングツールの中でミッションをクリアする際に獲得できる星について、この獲得基準をオープンにしていただけると、子どもたちに明確に説明してあげられると思います。

「できた!」の成功体験、「おもしろい!」の発見体験を

今後の展望を教えてください

ロボットプログラミングのレッスンは、120分という低学年には少し長めの時間設定ですが、子どもたちはロボットの片づけの時間になるギリギリまでプログラミングで遊んでおり、最後までしっかりと集中してレッスンに取り組んでいるようです。こういったクラスの受講を通じて、プログラミングの基礎を学んでいき、「プログラミングが自分でできた!」という成功体験と、「プログラミングがおもしろい!」という発見体験につなげていきたいと考えています。
また、レッスンでの学びと自主学習の相乗効果を生むために、子どもたちが放課後を過ごすというアフタースクールという場の特性を上手く使っていき、子どもたちがロボットやプログラミングで「遊ぶ」機会を増やしたいと考えております。

ワイズのクラスでロボットプログラミングに出会い、プログラミングを学ぶ子が増えるにつれて、より本格的に学びたいと思う子たちが増えてくると思います。その期待に応えられるような発展的カリキュラムのクラスを今後は検討したいと考えおります。

 

ソニー・グローバルエデュケーションの プログラミング教育

Media banner AMedia banner B