「KOOV Challenge 2022」中国参加者インタビュー

Cover Image for 「KOOV Challenge 2022」中国参加者インタビュー

 昨年夏に開催された「KOOV Challenge 2022」には、中国からも多くのプレーヤーが参加してくれました。
その中でも広州のプログラミング教室「スカ教育センター」の生徒さんの作品は非常に印象的で、多くの入賞者も輩出されました。
彼らがどのようにKOOVの旅に出たのか、インタビューを通して見てみましょう!

スカ教育センターのみなさん

ロボット制作部門の未就学区分で金賞、銅賞、特別賞、U-G3区分で銀賞を獲得されました。

KOOV Challenge 受賞者インタビュー

KOOVをはじめたきっかけと気に入っているところ

未就学金賞プレーヤー

幼稚園の頃に週に2時間、KOOVを学び始めました。ひとりでも楽しかったけれど、他の子と協力して一緒にロボットを作ることでさらに楽しさが増しました。KOOVのいちばん面白いところは、自分でブロックを組み立ててつくったものを動かせるところです。

U-G3銀賞プレーヤー

1年生の時にママにすすめられてKOOVを習い始めましたが、それまでは自分がKOOVに一目惚れするとは思ってもいませんでした。それ以来、週に2時間はKOOVを習っています。毎回の授業で面白い作品を作ったり、新しい電子部品に触れたりすることで、KOOVの世界にますますハマっています。KOOVのアバターや「あいぼう」もとてもかわいいです。KOOV Challengeでの受賞も、自分の喜びやモチベーションを高めることができるので、今後も継続してコンテストに参加したいです。

未就学銅賞プレーヤー

KOOVを習い始めたのは、幼稚園の頃です。仲の良い友達に教えてもらってKOOVを知り、それ以来毎週土曜日のKOOV教室が楽しみで、家でも欠かさず使っています。KOOV Challengeにエントリーした作品「小さな扇風機」は、作るのに1週間ほどかかりました。KOOVでいちばん気に入っている点は、ロボットを思い通りに動かせることです。KOOVを使って、もっとオリジナルで便利なものを作りたいと思います。

未就学特別賞プレーヤー

年長クラスでKOOVを習い始めましたが、最初に連れてきてくれたのはパパとママです。私はブロックの組み立ての方が好きです。もちろんプログラミングも面白いですが、どちらかというとブロックの組み立てが特に好きです。

スカ教育センターについて

スカ教育センターはどんな教室で、KOOVのカリキュラムはどのように組まれているのか?子どもたちがKOOVの授業を楽しんでいる理由は?などの疑問を、学校の先生方にインタビューしてみました。

Q:教室の概要についてお聞かせください。

A: 私たちは、スカ教育センターです。現在、幼稚園の年長さんから中学生まで200名以上の生徒が在籍しています。生徒の年齢やレベルに応じて、さまざまな教材を使用しています。低学年のうちは、パーツが大きい積み木風の教材から始め、次にKOOVを使います。中学生になるとスクリーンのプログラミングに移行することもあります

Q:KOOVのカリキュラムはどのように組まれていますか?

A:主に対面式で、1クラス6人で授業を行います。生徒たちは、KOOVアプリ上の教材に沿って制作を進めていきます。
まず、先生がパワーポイントでアイデアを紹介し、KOOVの3D組み立てガイドに従ってロボットを組み立て、それをもとに生徒が自分のアイデアを加えて改造していきます。最初は、教材に載っている形や手順を真似ますが、徐々に模倣から創造へと移行していきます。最初はあまりしっかりした美しいものにはならないかもしれませんが、先生のサポートを得て、段々完成度を高めていきます。

Q: KOOV Challengeに参加するためにどのような対策をしましたか?

A: KOOV Challengeの制作期間は夏休みと重なっていたので、生徒たちに1週間毎日教室に来てもらい、みんなでマインドマップを作ったり、ブレーンストーミングをしたりしました。子どもたちはアイデアをたくさん持っていますが、先生はその中から実現可能でより創造性を反映できるようなアイデアをピックアップして、子どもたちに試してもらいました。制作にあたっては、まず大まかなかたちを作り、先生と話し合いながらどんどん最適化していくようにしました。

Q: コロナ禍でのオンライン教育について教えてください。

A: コロナ禍では、教室閉鎖期間や冬休みには先生が定期的に自宅でできる課題を出し、生徒の学習意欲を高めるための報酬(ポイント)制度も導入しました。KOOV作品のうち優秀作品はクラスのチャットグループに送って、みんなで楽しめるようにしました。また、家庭と教室の両輪で学ぶことで子どもたちがプログラミングの知識をより定着させることができると考えていますが、そのためには保護者の協力が不可欠です。特にKOOVは時間をかけて学ぶ必要があるため、家庭でも日常生活の中でKOOV学習を習慣化することができるよう保護者の参加を呼びかけています。

Q: 「KOOV Challenge」について、どう思われますか?

A: 以前の会場参加型のKOOV ChallengeやKOOV中国大会ではその場での組み立てやプログラミングが必要で、参加者の高い適応力が求められていました。子どもたちにとってはチャレンジングですが、そういったKOOVの大会への参加を経験すると他のイベントにも参加しやすくなったという声があがっています。一方で今回のようなオンラインでのKOOV Challengeでは適応力以上に大会前のリサーチやプレゼンテーションの能力が求められ、これまでとは異なる趣向が盛り込まれており、双方にそれぞれよい点があると感じています。

いかがでしたか?
海外のプレーヤーの声や教室の取り組みが皆様の参考やモチベーションにつながりますと幸いです。
また、こちらの記事で新たにKOOVを使ったプログラミング学習に興味を持たれた方は、ぜひKOOVパートナー教室の体験会への参加もご検討ください!

KOOVパートナープログラミング教室の体験教室に申し込む

ソニー・グローバルエデュケーションの プログラミング教育

Media banner AMedia banner B