「プログラミングの習い事に興味があるけど、本当に役立つのかな?」
あなたは今、そうお考えではありませんか?
テクノロジーの浸透による社会の変化を受け、2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されたこともあり、今後プログラミングに関連する習い事が増えていくことが予想されています。
そこで今回は、子どもがプログラミングを習うメリット・デメリットを解説します。
本記事を読むと保護者は、子どもがプログラミングの習い事をした方が良いか判断できるようになるでしょう。
早速、プログラミングの習い事について見ていきましょう。
プログラミングの習い事が必要な理由|プログラミング必修化に対応しよう
2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されたこともあり、プログラミングの習い事が注目されてきています。
897名の保護者を対象に行った「プログラミング必修化に対する不安がありますか?」というアンケート調査では、84.4%の保護者が何らかの不安を抱えていることがわかりました。
中でも、「学校で十分な教育ができるかわからない」「親が教えることができない」と言った回答が多くを占めています。
また、文部科学省の「学校教育情報化の現状について」によると、デジタル技術の利用で学習を支援できていると感じる教員の割合は、TALIS2018参加国の平均である66.7%の約半分となっています。
このことから、学校でのプログラミング教育はまだ世界で見ても準備段階であることが伺えます。
プログラミングの習い事をするメリット|物事を論理的に考えられるようになる
ここではプログラミングの習い事を通して得られるメリットを、文部科学省の資料と大学入試センターの資料をもとに解説します。
- プログラミング的思考力が身に付く
- 大学入試や社会で活躍する際に役立つ
プログラミング的思考力が身に付く
プログラミングの習い事を行うと「プログラミング的思考力」が向上します。
プログラミング的思考力とは、物事を順序立てて試行錯誤し、深く考える力のことです。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力 |
具体的には、学習や部活動、仕事などで困ったことがあっても自分で考え、適切な相手に相談をし、困難な出来事を乗り越えられるようになる能力だといえます。
別記事にて詳しく解説しているため、ぜひご一読ください。
大学入試や社会で活躍する際に役立つ
2024年度から「情報Ⅰ」が大学入学共通テストに追加され、国語や数学、英語のような基礎的な科目として扱われるため、コンピュータの知識を深めることやプログラミング的思考を身につけておくことで大学入試に役立ちます。
・大学入学共通テストにおいて、国語、数学、英語のような基礎的な科目として必履修科目「情報Ⅰ」(コンピュータの仕組み、プログラミング等)を追加する ・文系・理系等の学部分野等を問わず,「情報Ⅰ」を入試に採用する大学の抜本的拡大とそのための私学助成金等の重点化を通じた環境整備(2024年度)引用:大学入試センター「大規模入学者選抜における CBT 活用の可能性 について(報告)」(令和3年3月24日) |
大学入学共通テストに採用される背景としては、AI化が進む時代に対応できる人材を育てることが挙げられるでしょう。
実際にIT企業(情報サービス業)の市場は年々成長しており、AI化やIT化に対応できる人材がより求められるようになるでしょう。
プログラミングの習い事をするデメリット|親子ともに時間を作る必要がある
プログラミングの習い事にはデメリットも存在します。
ここでは、文部科学省の資料をもとに、プログラミングの習い事をするデメリットを2つに厳選しました。
- 子どもの自由時間が少なくなる
- 教室への送迎・月謝など保護者に負担がかかる
参考文献:文部科学省「幼児期運動指針ガイドブック」
参考文献:文部科学省「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」
子どもの自由時間が少なくなる
プログラミング教室に限らず、習い事をはじめると子どもの自由時間が少なくなります。
「子どもの生活時間に関する調査研究」によると、習い事の平均時間は「1時間14分」です。
平日であれば15時30分〜16時の間に学校が終わり、それから習い事に行くためプログラミング教室が終わるのは17時以降になるでしょう。
門限を17時頃に設定している家庭もあるため、習い事が終わった後に友人と遊ぶ時間をとることは難しく、自由な時間が比較的少なくなってしまうと言えるでしょう。
教室への送迎・月謝など保護者に負担がかかる
子どもの習い事に関するアンケート調査によると、習い事への送迎や月謝が負担だと感じる保護者が多いことが分かりました。
「お子さまの習い事をサポートする中で一番大変なことは何ですか?」という質問に対して、最多回答は「日々の送迎」で30%)、次に「遠征などへの送迎・同行」が17.5%といった結果になっています。
また、保護者の2人に1人が「経済的な負担を感じる」と回答しています。
このように保護者の負担が大きい場合、長期的に習い続けられない可能性も出てくるでしょう。
実際に「習い事を辞めた理由」を調査したデータでは「月謝や備品などの費用が高いため」といった回答が上位にランクインしていました。
途中で簡単に辞めてしまうと「逃げ出す癖」がついてしまうといった声もあります。
プログラミング教室の場合は、次の3つの費用が発生するので入会を検討している保護者は確認しておくと良いでしょう。
入会費 | 10,000円~20,000円 |
月謝 | 2,000円~20,000円/月 |
教材費 | 無料(レンタルなど)~50,000円/月 |
ご覧のとおり教室によって月謝・教材費ともに大きく差が開きます。
月々の費用を抑えたい方は、教材をレンタルできる教室を選ぶと良いでしょう。
プログラミングの習い事はKOOVパートナープログラミング教室がおすすめ!
ここまで、プログラミングの習い事のメリットやデメリットをご紹介しました。
プログラミングの習い事を通して得られるメリットは、お子さまの将来に役立つ力の一つとなりうるため、もし興味があれば体験教室に行くことを検討してみてはいかがでしょうか。
そこで、ここでは当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。
KOOVパートナープログラミング教室は、株式会社ソニー・グローバルエデュケーションが開発した「KOOV」というロボット・プログラミング教材を使用するスクールです。
「KOOV」はロボットを使用しており、グッド・デザイン賞金賞など、国内外から多くの評価を頂いています。
子どもたちが身の回りに好奇心をもったり、得意・好きなことを増やしたりしてほしいという思いの下に、レベル別のカリキュラムを作成いたしました。
教室によりますが、月謝は1万円前後です。キットはレンタル可能ですので、教材費は必要ありません。
(※一部レンタル不可・購入必須の教室もございます)
また、全国各地1000教室以上あり、都市部以外の地域にお住まいの方でも、気軽に通学いただけます。
無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)
プログラミングの習い事に関するQ&A|プログラミングの習い事は意味がないって本当?
長期的に続けることができなかったり、子どもの学習意欲が低かったりする場合、プログラミング教室に通っても意味がない可能性があります。
どのような習い事にも言えますが、子どもが自分自身で楽しく学習しなければ、知識を吸収することができません。
子どもが楽しくプログラミング学習に取り組み、長く続けることができれば、今後の人生を生きる上で必要な能力を身につけられるでしょう。
まずは、子どもと一緒にプログラミング教室の体験に行って、楽しく学習できそうか確かめてみることをおすすめします。
その上で、経済面や送迎しやすさを確認して、プログラミング教室に通うか検討してみると良いでしょう。
参考文献:文部科学省「小学校プログラミング教育に関する概要資料」
プログラミングの習い事 まとめ
子どもの習い事に「プログラミング」を選択すると将来が明るくなります。
IT化やグローバル化が進み、近い将来、多くの情報で溢れるようになるでしょう。
その中から自分にとって必要な情報だけを厳選することができる大人になるためには、今からプログラミング的思考力を身につけることが大切です。
まずはお近くの教室に体験へ行き、子どもが楽しみながらプログラミング学習できるかを確かめてみてください。
KOOVパートナープログラミング教室は、全国に1,000以上の教室数があるためお近くの教室が見つかるでしょう。
最寄りの教室への体験教室をお待ちしております。