KOOV Challenge 2022 審査員インタビュー(闫莹莹 様)

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KOOV Challenge 2022の結果発表まであと2週間ほどとなってまいりました。
参加された皆さんは、ドキドキしながら結果を待っている頃でしょうか?ぜひ楽しみにしていてくださいね。

さて、先日ご紹介させていただいたロボット制作部門の審査員 武藤亜希子様のインタビューに引き続き、今回は中国からご協力いただいている闫莹莹(ヤン・インイン)様のインタビューをお届けします!

自己紹介をお願いいたします。

北京市西城区青少年科学技術館、人工知能ロボット教育グループの上級教師をしています。主な研究領域は科学技術の教育分野です。 2008 年に中国科学技術協会の全国トップ 10 の科学技術教員、2012 年に科学技術館の全国トップ 10 の科学技術指導員に選ばれました。西城区学科の第一人者として、北京「小院士」科学技術活動項目の担当もしています。
2020年と2021年に2年連続で北京市「ベスト創客教師」として選出され、 2020年に北京市「茅以昇青年科学技術賞」、2021年に西城区の「百人英材」にノミネートされております。

今のお仕事をすることにしたきっかけを教えてください。

私は高校時代に現在の青少年科学技術館の環境化学プロジェクトという団体活動に参加し、「ヘラジカ」に関する社会実践調査をして短い研究論文を発表しました。
この経験から、科学技術的アプローチで挑戦的な活動をおこなうことに大きな興味を抱き、今の仕事につながっています。

お仕事をしていてうれしい、楽しい瞬間について教えてください。

私は教師なので、仕事をして一番うれしいと感じるのは、子どもたちが自分のプロジェクトからひらめきやブレークスルーを起こすのを見ることです。彼らの心からの喜びと興奮は、私にも刺激を与えています。

子どものころはどんな子でしたか?

私は子どもの頃とてもやんちゃで、よく問題を起こして両親に助けてもらっていました。
歌、ダンス、水泳など様々なパフォーマンスをするのが好きでした。初めてステージに上がったのは、幼稚園時代に中国を訪れた日本人学者のために四季の歌を歌ったことだったと、漠然と記憶しています。

子どものころの経験で印象深いもの、いまのご自身につながっていると感じるものがあれば教えてください。

小学校、中学校時代はあたたかく、充実した日々でした。
私の小学校は非常にオープンな学校で、1980 年代に水泳の授業があったのですが、毎週半日ぐらいプールで遊んでいました。
また、多くの授業は学校の後にあった山を使って実施されていました。
例えば、美術の授業で凧の型紙を描き、労働の授業で凧を作り、自然の授業で山に行って凧を揚げました。
その時は気づきませんでしたが、教育に携わるようになってから、あの授業や体験は子どもたちにとって本当に幸せな時間だと感じました。

KOOVやKOOV Challengeのコンセプトで共感するものがあれば教えてください。

2017年に初めてKOOVに触れた時から、知恵に富んだデザインコンセプトだと思っていました。
ブロックを組み立ててかたちをつくる行為はピクセルで絵を描く行為とも似ており、かたちを表現することができ、プログラミング的思考にも通ずるものがあります。とてもクリエイティブです。
また、第1回のKOOV中国大会から審査員をさせていただいておりますが、テーマの内容が子どもたちにKOOVの素材を探らせたり、身のまわりのものを観察させたりすることができるので、とても良いものだと思っています。

現代の子どもたちに期待することについて教えてください。

心を豊かに、常に感謝の気持ちを抱くことです。
子どもたちが、より良い技術が存在する社会の中で暮らしていても、人生と社会に好奇心を持つこと、そして人生のどの成長段階においても、挫折にあったときに、卑屈でなく高慢でもない姿で挑戦していけることを望んでいます。

 

3年前のKOOV Challengeから審査員をお引き受けいただいている闫莹莹様は、科学技術分野の教育のプロフェッショナルとしての視点からいつも審査に加わってくださっております。
10/17の結果発表時にも、ご講評をいただく予定ですのでお楽しみに!

 

最後に当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴的で、楽しみながらロボットを制作できます。

直感的に使えるプログラミング言語を用いて、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

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