KOOV Challenge 2022 審査員インタビュー(武藤亜希子 様)

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KOOV Challenge 2022のエントリー受付期間が終了し、作品の審査が始まっています。
結果は2022年10月17日(月)にこちらのウェブサイトにて発表する予定ですので楽しみにお待ちください!

さて、KOOV Challengeでは毎年、社外から審査員をお招きして専門的な観点から審査していただいております。
今年も日本と中国からお1人ずつ、すてきな審査員の方にご協力いただいております。

本日は、今年のロボット制作部門の審査員 武藤亜希子様のインタビューをお送りします!

自己紹介をお願いいたします。

美術家の武藤亜希子です。主に布や紙を素材にし、観客参加型のインスタレーションアート作品を制作しています。
近年は、「廃材アート展」(浜田市世界こども美術館, 島根県, 2018)や、「つくりかけラボ03 C+H+I+B+A ART シェアばたけ」(千葉市美術館, 2021)などの子ども向けの美術展覧会の出展多数あり、NHK Eテレ「いないないばあっ!」「あそびのくに」(2015)や、歌「あたらしい いちにち」(2020)のセット原案デザインもおこないました。
様々な場所でワークショップを開催したり、保育園でアート講師もしています。

今のお仕事をすることにしたきっかけを教えてください。

大きな1つのきっかけではなく、アートの世界で作品を作りながら、仲間や先生、学芸員の方、企画の方など、いろいろな方との出会いのたくさんのきっかけが、次につながり長く続いているという感覚があります。
あとは自分では記憶がなく分からないのですが、「2歳半の時に行った牧場で、スケッチブックを持って絵を描いたこと」が始まりと、母は言っていました。

お仕事をしていてうれしい、楽しい瞬間について教えてください。

観客参加型の作品が多いのですが、制作や展示を通して、いろいろな人に出会えることが嬉しいです。
また、ワークショップなどで、お子さんがワクワクしながら作る様子や、できあがったステキな作品を見ることも楽しいです。

子どものころはどんな子でしたか?

絵を描くのが大好きで、じゆうちょうに絵を描いてばかりいました。
絵本や図鑑を読むのも好きで、幼稚園の時に近所の友達が遊びに来ても、「今日は本を読む」と言って、本棚の前で別々に本を読んでいた記憶があります。
小学校にあがると、姉と一緒にいろいろな習い事に行きましたが、自分から通いたいとお願いしたのが、絵画教室でした。
地元に住むかなり年配のシュールレアリスムの画家の先生で、私はものを見て描くのが好きでしたが、たまに「空を飛ぶ海のいきもの」「海を泳ぐ空のいきもの」などを描く不思議な日もあったなあと思い出します。毎週日曜日に通うのが楽しみでした。

子どものころの経験で印象深いもの、いまのご自身につながっていると感じるものがあれば教えてください。

一緒に住んでいた祖母が手芸や工作好きで、病院の受付などにある手作りの置物をじっくり観察して、家に帰ってきてから、作り方を想像しながら自分なりに何でも作る人でした。
石鹸とリボンで作るバスケット、伸びる紙で人形のドレスを作ったり、おばあちゃんっ子だった私は、祖母の隣に座りワクワクしながら一緒に手を動かしていたので、その環境が今の自分につながっているのかもしれません。

KOOVやKOOV Challengeのコンセプトで共感するものがあれば教えてください。

KOOVのカラフルでシンプルなブロックを組み合わせて作品を作ることが、子供の創造性や探究心を刺激し、楽しく学びながらも自由な発想を引き出せる点や、子供たち1人1人の多様なアイデアに柔軟に対応できる点に、深く共感します。
また、KOOV Challengeの、世界の仲間と出会い、ともに挑戦するコンテストという、試行錯誤の先にある、大きな広がりやつながりに感銘します。

現代の子どもたちに期待することについて教えてください。

現代の子どもたちの目の前には、たくさんのものや情報がありますが、それらを見る時に自分が少し動くことで、見えなかったことが見え、世界が広がり新しい気づきがあるかと思います。
これから子どもたちが、たくさんの体験と、こちらもびっくりするような、ステキな発見をしていくことに期待します!

 

アートの専門家として、お子さま向けのイベントや講師をされている武藤様。
10/17の結果発表時にも、ご講評をいただく予定ですのでお楽しみに!

 

最後に当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴的で、楽しみながらロボットを制作できます。

直感的に使えるプログラミング言語を用いて、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

全国47都道府県で1000以上の教室数を展開しているため、どなたでもお近くの教室が見つかります!

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