小学生の思考力を鍛える3つの方法|子どもの学力向上に繋げよう!

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「子どもの思考力を鍛えるにはどうすればいいのだろう」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

2020年度から新しい学習指導要領がスタートしました。
子どもたちが自分自身で課題を見つけ、学び、考え、判断して行動する力が求められます。

「これからの時代に必要なのは思考力」と言われており、大人だけでなく子どもの頃から思考力を身につけておくことが求められています。

そこでこの記事では、日常生活で思考力を育てる4つのポイントと、小学生の思考力を鍛える3つの方法を解説します。

子どもの思考力を育むためには、家庭での接し方や習慣が重要です。子どもの考える力を伸ばすためのポイントや注意点を確認していきましょう。

小学生の思考力を育てる4つのポイント|日常における子どもへの接し方・習慣が重要

お子さまの考える力を育むには、普段の接し方や習慣が重要なポイントとなります。

小学生の思考力を育てるポイントを思考力を育てる基盤となるものは何か?より4つ紹介します。

  • 子どもの気づきや疑問に「なぜだろう?」と問いかける
  • 子どもに答えをすぐに教えず自分で考えてもらう
  • 子どもと答えを一緒に探し出す
  • 子どもが自分の言葉で語れるようにする

子どもの気づきや疑問に「なぜだろう?」と問いかける

好奇心旺盛な子どもは、さまざまなことに気づきや疑問を持ちます。

そんなときは、思考力を育むチャンスと考えましょう。

どんなことでも「なぜだと思う?」と問いかけると、子どもはさらに深く考えるため、自分自身で答えを導き出すきっかけになります。

疑問を持つだけで終わらず、自分の頭で考えることができるように、保護者の方から問いかけましょう。

子どもに答えをすぐに教えず自分で考えてもらう

お子さまに質問されたときに、すぐに答えを教えると考えるチャンスを逃してしまいます。

すぐに教えてしまわず「どうしてだと思う?」と自分で考えるように促しましょう。

もし、お子さまの答えが間違っていたとしても、話を最後まで聞くようにしてください。

じっくり話を聞くことで、アイデアを引き出していきましょう。

子どもと答えを一緒に探し出す

お子さまに答えを教えるのではなく、自分自身で答えを出せるようになることが大切です。

そのためには会話を広げていき、質問したり、さりげなくヒントを与えたりして、違う視点に気づかせてあげましょう。

また、分からないことは一緒に図鑑で調べるなど、お子さまと一緒に取り組むことで、自分から学ぶ姿勢を育むことができます。

子どもが自分の言葉で語れるようにする

自分の言葉で語るには、自分自身で考える必要があります。

人に言われたことや聞いたことをそのまま話すのであれば、思考力を育めません。

お子さまには、自分の言葉で語れるように促しましょう。

たとえば「それはどういうことだろう?」と質問すれば、お子さまは自分で考えて、自分の言葉で語るようになります。

普段から思考を促すような質問をして、お子さまの思考力を育てましょう。

小学生の思考力を鍛える3つの方法

小学生の思考力を鍛える4つのポイントを踏まえて、小学生の思考力を鍛える具体的な方法を数ある中から3つご紹介します。

  • 思考力を鍛える専用のドリルや問題を解く
  • 思考力を育てる講座がある塾に通う
  • プログラミング教室に通う

思考力を鍛える専用のドリルや問題を解く

小学生の思考力を鍛えるためのドリルが販売されています。

パズルなど小学生の思考力を高めるクイズや算数の文章題など、楽しみながら取り組むうちに考える力が身についていくでしょう。

記憶力や計算力だけでは解けないような考える力を養う問題に取り組むことで、以下3つの力を育むことができます。

  • 情報を整理する力
  • 試行錯誤して粘り強く考える力
  • 問題を解決するための筋道を考え抜く力

思考力を育む問題が解けたときは大きな達成感を得られるため、自分の頭で考える習慣がつき、思考力が鍛えられていくでしょう。

思考力を育てる講座がある塾に通う

考える力を重視して、小学生の思考力を育てる講座が用意されている塾もあります。

子どもの思考力を育てるには、親子の接し方などが重要なポイントであるものの、塾で問題に取り組むことで効率よく思考力を育てることができます。

何度でも試行錯誤する根気強さや集中力なども身についていくでしょう。

プログラミング教室に通う

小学校で導入されたプログラミング教育の狙いの1つは、プログラミング的思考を育むことです。

コンピューターに自分が意図する行動をさせるためには、動きに対応する記号の組み合わせを考え、どのように改善すればより意図した行動に近づくかを考えなくてはなりません。

このようにプログラミングを学ぶことで、物事を順序立てて考えるプログラミング的思考が身につきます。

そこで、当メディアを運営しているソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。

また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。

月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)

さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数があるため、どなたでもお近くの教室が見つかります!

無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)

教室での学習だけでなく、自宅で学べる講座もありますのでこちらもぜひご検討ください。

KOOVの自宅学習

小学生の思考力を育てる上での2つの注意点|「止めない」「否定しない」

ここでは小学生の思考力を育てる4つのポイントを踏まえて、普段の接し方に関する2つの注意点を紹介します。

  • 子どもの行動や考えが間違っていても止めない
  • 否定しない

子どもの行動や考えが間違っていても止めない

お子さまの行動や考えが間違っていると指摘したくなる場合がありますが、失敗も大切な学びになります。

まずは、お子さまが試してみるところを黙って見守りましょう。

思っていた結果と異なる結果になれば、お子さまは間違っていたことに気づき、違う方法を考えるようになります。

試行錯誤することが思考力を育むことになります。

デザイン行為一般に特有な試行錯誤過程を、失敗を繰り返しながら目的・手段関係の連鎖を構築して問題を解決していく過程ととらえ、それをなくしたり、減らしたりするのではなく、より深い思考をもたらす試行錯誤に転換させることが創造的思考を高めるうえで必要であることを論じた。

出典:デザイン行為における試行錯誤過程の意味について 創造的思考を活性化させるための方法に関する研究

お子さまが実際に試す前に「そうじゃないよ。こうだよ」と教えたら、考える機会を失います。

たとえ遠回りになっても、お子さまが自分で考える時間を持てるように、見守りましょう。

間違えても否定しない

お子さまの行動や考え方が間違っていると、すぐに否定してしまう保護者の方もいらっしゃるでしょう。

「失敗させたくない」「正解を学んでほしい」という思いであっても、間違えるたびに否定された子どもは考えることが嫌になる可能性があります。

「間違えてもいいんだ」と思うことができれば、子どもはどんどん自分の考えを言えるようになるでしょう。

子どもと信頼関係を築くためにも、間違えを否定せず、一緒に答えを探し出せるように接しましょう。

小学生 思考力 まとめ

■第1章:小学生の思考力を育てる4つのポイント
①子どもの気づきや疑問に「なぜだろう?」と問いかける
②子どもに答えをすぐに教えず自分で考えてもらう
③子どもと答えを一緒に探し出す
④子どもに自分の言葉で語れるようにする

■第2章:小学生の思考力を鍛える3つの方法
①思考力を鍛える専用のドリルや問題を解く
②思考力を育てる講座がある塾に通う
③プログラミング教室に通う

■第3章:小学生の思考両区を育てる上での2つの注意点
①子どもの行動や考えが間違っていても止めない
②間違えても否定しない

今の時代は小学生の頃から思考力を鍛えることが大切です。

そのためには家庭でも親子の会話を大切にして、お子さまの考える力を育むことが重要といえるでしょう。

この記事が小学生のお子さまの思考力を鍛えるために、お役に立てると幸いです。

ソニー・グローバルエデュケーションの プログラミング教育

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